[Raspberry pi]イメージのバックアップ、リストア(復元)方法
- 2020.09.18
- IoT
![[Raspberry pi]イメージのバックアップ、リストア(復元)方法](https://kocoffy.com/programmer_cat/wp-content/uploads/2020/09/ラズパイバックアップリストア.jpeg)
今までSamba、TwitterAPI、Juliusなどラズパイで試してきたが全部同じSDカード(イメージ)で行っていることにようやく不安を感じるようになったため、面倒ですがバックアップを取ろうと思います.
ついでにSDカードがもう一枚転がっていたためそこに環境をコピーしてみます.
環境
macOS Catalina(Mac Book Pro)
ディスクの特定
バックアップしたいSDカードをPCに挿します.
認識されたらターミナルを開いて下記コマンドを実行.
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$ diskutil list |

基本的にディスクサイズを見て挿しているSDカードのサイズ(今回だと32GB)を見て判別すれば良いと思います.
僕の場合だとdisk2みたいです.
アンマウント
バックアップを取るには先にアンマウントが必要です.
先ほどdisk2だと特定できたのでそれを踏まえて以下のコマンドを動かします.
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$ diskutil umountDisk /dev/disk2 |
「Unmount of all volumes on disk2 was successful」と出たので成功です.
ddコマンドでバックアップ
アンマウントできたら以下のコマンドでバックアップをとります.
※bs=1mの1は数字です.Lの小文字ではないです.(たまに間違えてしまいます)
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$ sudo dd if=/dev/disk2 of=raspijulius-backup.img bs=1m |
ちなみにただ上記コマンドを動かしてもその後何も表示されません.(処理はちゃんと行われています)
進捗状況が見たい場合は「Ctrl + t」で確認できます.

時間も1時間はかかると思うのでターミナルに何も出てないと焦りますよね.
気長に待ちます.
ちなみに僕は3時間かかりました…

OSイメージのサイズが32GBだったのですが、出力サイズもほぼ同じ分取るみたいですね.
以下の作成日と変更日の差分で大体の経過時間もわかります.

リストア
復元先のSDカードをPCに挿し、再度以下のコマンドでディスクを特定します.
多分同じでしょうが.
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$ diskutil list |

同じでした.
そしてリストア前に同じくアンマウントします.
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$ diskutil umountDisk /dev/disk2 |
「Unmount of all volumes on disk2 was successful」と出たら以下のコマンドでいよいよリストアです.
ifにイメージのパスを指定しますが、先程ユーザー直下に作成したのでファイル名を直接指定しています.
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$ sudo dd if=raspi_bk.img of=/dev/disk2 bs=1m |
こちらも経過を「Ctrl + t」で確認できます.
ちなみにこちらも同じくらい時間がかかるっぽいです…
結果としては何故か5時間かかりましたが.

ラズパイに挿して確認.
ちゃんと起動できたので大丈夫でしょう.

終わり.
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